
州マップもつくっているよ!
大人の自由研究
~カードゲーム作りに全てを費やす2週間~
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「大人の自由研究をやってみよう!なんか面白そうな研究ないかナ~」
お盆直前、クロイは「夏休み 自由研究」で適当にググっていた。そして「都道府県カード」なるものを見つけた。それは48都道府県を遊戯王カードみたいにしたものであった。
「これ楽しそう!そうだせっかくなら県じゃなくて今まで覚えたくても覚えられなかった合衆国の州にしよう!」
「ちょっと待てよ、さらにアクワイアみたいに領地を獲得・拡大していく感じのボードゲームにしよう。しかもFE 風雪花月のキャラも使ったThree Housesみたいなコンセプトで!」
「ストーリーはこんな感じでいこう!
”宇宙開国歴90000年、地球統一国家で超平和な暮らしをしていた寿命3万年の地球人類はヒマつぶしに過去世界線を修正していたが、そのうち「アメリカ国の統一がもっと早ければ、もっと早くもっといい文明になるはずだ」と気づいた。
満場一致でその実行が決定され、しかもそれをスポーツゲームとして中継しながら行うことにした。それほどヒマだった。
これが「地球中央高校から選ばれた3クラスが過去世界に行き、アメリカの州をチーム戦で統合していく」スポーツ、「UNITE」である。
クラスはくじ引きで選ばれ、選ばれた生徒は皆ヒマだったので「なにそれ面白そう行く行く~!」と承諾した。
州統合ゲームUNITEの制限時間は3000年、州を自領に統合すると州ごとのポイントを獲得、終了時点で一番ポイントが高いチームの勝利とする。
開会式にて参加生徒は「スポーツマンシップにのっとり楽しくプレイします!」と全員互いに笑顔で握手し、過去世界に転移した。”
これはすごい!オラ ワックワクしてきたぞ!」
ゲームを作るのがだいすきなクロイ選手、悟空のテンションでさっそく作成に取り掛かりました。
Wikipediaで各州の特長を見ながら50州のカードを作っていきます。色々なことを知れて勉強になりました。
マップは実際の州境を地図で確認しながら再現。一部ゲーム性のために実際と違う線もありますが山や川などほぼ実際通りの地理で作成。
ルールはこんな感じ。
最初5ターンくらい州カードを引き、その後は境界線カードを引いて「広大な土地による州境」「何らかの理由による州境」など種類ごとに境界線を突破して州を自領に統合していきます。しかし「山脈」と「川」は越えられません。
ここで仲間カードの出番です。8人のチームの仲間は山や川を越えられたりジャンケンで相手領をゆずってもらったりそのジャンケンを無効にできたりするのです。チームはFE通り赤青黄の3つで、赤は相手領をもらいやすい攻撃型、青は自領を守れる守備型、黄はとにかく仲間が強く攻守ともに優れたデッキです。
強さ設定、カード裏面のデザインなど作業項目は意外とありましたがゲーム作成金言「とにかく早くα版を」を目指しゴリゴリに進めました。そして試遊。試遊で気づくこともたくさんありました。
現在作成開始から10日目。
ローンチは8月31日、はたして間に合うのか!どんなクオリティになるのか!
こうごきたい!
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